2015.06.23
「最後に質問はありますか?」への対処法
どんな状況の就活生にも当てはまる、面接選考時によく聞かれる 「最後に質問はありますか?」への対処法について、考えてみます。
洪 アドバイザー
説明会でも面接でも、必ずと言っていいほど聞かれるこの質問。「最後に質問はありますか?」。あっさり、「特にありません」と答えてしまっていませんか?実は「ありません」と答えた時点で、面接官の評価を下げてしまう危険性があるのです!
それはなぜでしょうか?ちょっと考えてみましょう。
就職活動は、よく恋愛に例えられます。例えば、片思い中の相手と5分だけ自由に話せる機会を得られた時、絶好のチャンス!とばかりに、普段聞きたくても聞けなかったことを、一生懸命質問しませんか?
好きな食べ物は?趣味は??バイトは???.........緊張して言葉がなかなか出てこなくても、その短い時間で何とか少しでも仲良くなろうと、必死に会話の糸口を探しますよね。
就活の面接も同じです。
企業の面接官は、「応募してきたのだから、うちの会社に興味があるはず」。「入社したいのであれば、もっと私たちのことを詳しく知りたいはず」と考えています。いわば「こちらの好意に気がついている『片思い中の相手』(脈あり!)」です。
だから「質問はありますか?」の問いかけに、「ありません」と答えてしまうと、「応募してきたけれど、ホントはあまり興味がないのかな?」(片思い中の相手の気持ち:「あれ?なんだ、関心ないのね」)と思われ、「志望度が低い」「意欲が低い」(片思い中の相手の気持ち:「まっいいか、こっちもそんなに興味ないし」)と判断されてしまうのです。
「質問はありますか?」の質問の裏には、「応募者の意欲を図る」という面接官の意図が含まれている場合があります。
もしこの意図を知らずに、「ありません!」と答えてしまっていたのであれば、もったいない!これからは、面接の前には必ず就活ナビサイトや企業HP・求人票等を読み込み、「質問はありますか?」にきちんと答えられるよう、万全の準備をしてから面接に臨みましょう。
質問をする時は、「なぜその質問をするのか」という「意図」や「理由」、「背景」を一緒に伝えると、面接官に良い印象を与えることができます。
例えば、「事業内容について詳しく教えてください!」だけだと、「HPに書いてあるのに、調べてないのかな...」というマイナスの印象を与えてしまいかねません。
一方、同じ趣旨の質問をするにしても、「貴社の事業内容についてHPを拝見したのですが、この部分がよくわからなかったので、詳しく教えていただけますか?」と、質問の「意図」や「理由」も加えれば、「事前にしっかり調べました。そして貴社についてもっと知りたいのです!」という「企業への意欲」をアピールすることができます。
「この質問をすると、聞いた相手はどんな気持ちになるだろうか」を考えながら表現を工夫し、相手により良い印象を与えられるようになりましょう。
面接官の立場・役職等によって、持っている情報が異なります。場、相手、状況、話しの流れに合わせて質問内容を変えることができれば、面接官に、よりあなたを印象付けることができます。
とにかく「意欲を伝えたい!」と、何でも良いからたくさん質問すれば良い、というわけではありません。質問内容からも、あなたの能力が見られています。「なぜ知りたいのか」「どのような伝え方をすれば良い印象を与えることができるのか」をしっかり考えてから質問しましょう。
質問に関する今回のもろもろのお話。就職活動中の説明会や面接、選考過程での人事や社員との面談ではもちろんのこと、社会人になってからも役立つスキルです。スキルは何度も練習し、習慣化することで身に付きます。是非、今すぐ実践してみてください!
就職についてプロに相談したい方はぜひご登録ください!