【就活生の検索行動レポート】就活AI関連308ワード検索行動分析2026|就活生のAI検索は1年で約2.5倍、中身は「書類」から「面接」へ

ベネッセコーポレーショングループとパーソルキャリア株式会社の合弁会社:株式会社ベネッセi-キャリア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:風間 直樹)が運営する、新卒紹介サービス「doda新卒エージェント」は、就職活動におけるAI利用に関する308の検索ワード(年間約59万回)を分析し、就活生の関心がこの1年でどう変化したかをまとめましたので、お知らせいたします。詳細は、doda新卒エージェント公式サービスサイト( https://doda-student.jp/ )にてご覧いただけます。

国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。大手・上場企業を中心とした7,600社以上(※2026年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。大手・上場企業を中心とした7,600社以上(※2026年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
目次
分析結果サマリー
【就活生のAI検索の全体像】
- 就活AI関連308ワードの推定検索数は年間約59万回。2025年9月の月28,040回から2026年7月は月69,070回へ、約2.5倍に増加。
【1年で中身が入れ替わった】
- 「面接」に関する検索の構成比は64.1%→77.1%へ上昇(検索数は2.96倍)。
- 「応募書類(ES・ガクチカ・志望動機等)」は31.5%→19.6%へ低下(検索数は1.53倍)。
- 「Webテスト・適性検査」へのAI利用は3.5%→1.7%と、依然として小さい。
【9回に1回は「隠せるか」を調べている】
- 「バレるか」「カンペを使えるか」に関する検索は42ワード・月5,460回で、全体の11.1%。
- 書類では「志望動機 AI バレる」(月720回)「AI作文 バレる」(390回)など19ワード・月3,090回。
- 面接では「AI面接 カンペ」(月880回)「カンペAI」(480回)など23ワード・月2,370回。
【面接で調べられている中身】
- 「AI面接 ○○」124ワード(月16,000回)の内訳は、「準備・対策」30.8%に対し、不安・裏技に関する検索が37.5%。
- 不安に関する検索の最多は「AI面接 服装」(月1,600回)。「目線」「カメラ」「録画されてる」が続く。
- 最も多い単独ワードは「AI面接 とは」(月2,900回)で、まだAI面接を知らない層も大きい。
分析解説コメント(doda新卒エージェント)
▼半年前の調査では、AIの用途は書類作成が中心だった
2026年4月の当社調査(就活中・就活経験のある学生396人)では、AIの活用場面の上位3つは「自己PR作成」56.7%、「ES作成」53.6%、「志望動機作成」47.9%と、いずれも書類作成でした。
今回の検索データでは、応募書類の構成比は31.5%(2025年9月)から19.6%(2026年7月)へ低下しています。
この半年で、関心の重心が移りました。
▼いま関心が集まっているのは、AIに書かせることではなく、AIに評価されること
書類作成は「AIに任せる」という形で一度答えが出た領域です。
一方、面接は相手がAIになった瞬間に「どう評価されるのか分からない」という新しい不安が生まれます。
面接の検索が2.96倍に増えたのは、AIに評価される側に回った学生が増えたからだと考えています。
▼不安の中身は「見られ方」に集中している
「服装」「目線」「カメラ」「録画されてるか」が並ぶのは、評価基準が分からないなかで、学生が自分でコントロールできる手がかりが見た目しか残っていないからだと考えられます。
▼9回に1回は「隠せるか」を調べている
「バレる」「カンペ」の検索が全体の11.1%を占めるのは、AIを使うこと自体に後ろめたさが伴い、どう使えば評価されるのかを教える情報が学生に届いていないことの表れです。
前回調査でも、面接官に「AIで作成したような内容・表現」だと感じ取られた経験がある学生は17.5%いました。
必要なのは、AIの使用を隠す技術ではなく、AIを使ったうえで自分の言葉に戻す準備です。
就活生のAI検索は1年で約2.5倍に。だが、増えたのは「面接」だった
就活AI関連308ワードの推定検索数は、2025年9月の月28,040回から2026年7月には月69,070回へ、約2.5倍に増えました。
年間換算では約59万回です。
ただし、この伸びは一様ではありません。

【図1】就活AI関連308ワードの推定検索数の推移(2025年9月〜2026年7月・月次合計)
出所:Googleキーワードプランナー(2026年9月1日取得)/doda新卒エージェント調べ
▼面接は2.96倍、応募書類は1.53倍
面接の195ワードは月17,980回→53,230回(2.96倍)、応募書類の83ワードは月8,820回→13,520回(1.53倍)、Webテスト・適性検査の6ワードは月980回→1,140回(1.16倍)。
同じ「就活でのAI利用」でも、伸び方に3倍近い開きがあります。
▼この増加は、一部の話題語によるものではない
ピークとなった2026年6月(月102,440回)に2025年9月から検索数が増加していたワードは、比較可能な97ワードのうち93ワードでした。
最も寄与の大きい「AI面接」でも、増分全体に占める割合は24%にとどまります。
特定の話題語が跳ねたのではなく、関心が面として広がりました。
「AIに書かせる」から「AI面接をどう乗り切るか」へ──構成比の入れ替わり
308ワードを4つに分類し、構成比の変化を見ました。
面接64.1%→77.1%、応募書類31.5%→19.6%、Webテスト・適性検査3.5%→1.7%、その他0.9%→1.7%。
1年前は3割を超えていた応募書類が2割を切り、面接が8割近くを占めています。

【図2】就活AI関連308ワードの4分類別構成比(2025年9月 vs 2026年7月)
出所:Googleキーワードプランナー(2026年9月1日取得)/doda新卒エージェント調べ
▼4分類の定義
①面接(AI面接・模擬面接・カンペ等)195ワード、②応募書類(ES・ガクチカ・志望動機・履歴書・添削等)83ワード、③Webテスト・適性検査6ワード、④その他の就活AI利用24ワード。
母集団は当社サイト(doda-student.jp)が検索結果に表示されたAI関連ワード347語で、表記ゆれを統合し、就職活動と無関係な汎用AIワード(「チャットGPT」「AIモードとは」等)を除外して308ワードとしました。
▼分類の判断を変えても、結論は変わらない
中途採用向けのワードと汎用的な文章添削のワードをさらに除外した303ワードで再集計しても、面接73.7%→82.2%、応募書類21.2%→14.2%と、同じ方向を示します。
▼一方で、Webテスト・適性検査へのAI利用は検索に表れていない
6ワード・月980回→1,140回、構成比3.5%→1.7%。「SPI チャットGPT」(月720回)「玉手箱 AI」(260回)程度にとどまります。
9回に1回は「バレないか」──書類では「バレる」、面接では「カンペ」
308ワードのうち、「バレるか」「カンペを使えるか」を調べているワードは42ワード・月5,460回。
全体の11.1%、9語に1語がこれにあたります。
▼応募書類では「バレる」──19ワード・月3,090回(全体の6.3%)
「志望動機 AI バレる」月720回、「AI作文 バレる」390回、「エントリーシート AI バレる」320回、「履歴書 AI バレる」320回、「ES AI バレる」260回、「職務経歴書 AI バレる」260回、「自己PR AI バレる」260回、「ガクチカ AI バレる」70回。
提出書類の種類ごとに、「バレる」を付けた検索が成立しています。
▼面接では「カンペ」──23ワード・月2,370回(全体の4.8%)
「AI面接 カンペ」月880回、「カンペAI」480回、「kanpeai」320回、「kanpe ai」170回、「AIケース面接 カンニング」140回、「AI面接 カンペ バレる」30回、「AI面接 カンニング」30回。
ローマ字表記の「kanpeai」でも月320回検索されています。
順位 | 検索ワード | 推定月間検索数 | 区分 |
1 | AI面接 カンペ | 880 | 面接 |
2 | 志望動機 AI バレる | 720 | 応募書類 |
3 | カンペAI | 480 | 面接 |
4 | AI作文 バレる | 390 | 応募書類 |
5 | エントリーシート AI バレる | 320 | 応募書類 |
5 | 履歴書 AI バレる | 320 | 応募書類 |
5 | kanpeai | 320 | 面接 |
8 | ES AI バレる | 260 | 応募書類 |
8 | 職務経歴書 AI バレる | 260 | 応募書類 |
8 | 自己PR AI バレる | 260 | 応募書類 |
11 | kanpe ai | 170 | 面接 |
12 | AIケース面接 カンニング | 140 | 面接 |
13 | ガクチカ AI バレる | 70 | 応募書類 |
14 | AI面接 カンペ バレる | 30 | 面接 |
14 | AI面接 カンニング | 30 | 面接 |
【図3】「バレる」「カンペ」系42ワードの上位15語
上位15語の合計は月4,650回(42ワード全体は月5,460回)。
出所:Googleキーワードプランナー(2026年9月1日取得)/doda新卒エージェント調べ
面接で調べられているのは「対策」よりも「不安」。最多は「服装」
「AI面接 ○○」という形の124ワード(月16,000回)を、調べている内容で分類しました。
「準備・対策」30.8%(月4,920回・37ワード)、「落ちる・評価への不安」16.0%(2,560回・28ワード)、「見られ方への不安」14.3%(2,280回・24ワード)、「カンペ・カンニング」7.3%(1,160回・13ワード)、「そもそもAI面接とは」22.0%(3,520回・13ワード)、その他9.8%(1,560回・9ワード)。

【図4】「AI面接 ○○」124ワード(月16,000回)の内訳
出所:Googleキーワードプランナー(2026年9月1日取得)/doda新卒エージェント調べ
▼不安に関する3分類の合計37.5%が、「準備・対策」30.8%を上回る
AI面接について調べている学生は、対策の情報より先に、不安の答え合わせを探しています。
▼最も多い不安は「服装」。相手はAIでも、見られ方を気にしている
「AI面接 服装」は月1,600回で、不安に関するワードでは最多です。
以下、「スーツ」170回、「背景」110回、「カメラ」70回、「目線」50回、「録画されてる」50回。
▼「落ちる」「ボロボロ」──結果を確かめようとする検索
「落ちる」月720回、「ボロボロ」390回、「通過率」260回、「ボロボロ 受かった」210回、「合格率」140回、「落ちる確率」140回。
▼最も多い単独ワードは、いまだに「AI面接 とは」
月2,900回で、124ワード中1位(18.1%)です。
「どんな感じ」「仕組み」等を含む、正体を知ろうとする検索は合計22.0%。
急増している一方で、まだAI面接を受けたことのない学生が大量にいることを示しています。
実際に読まれているのも、同じ語だった
ここまでは推定検索数による分析です。
最後に、当社コラムが実際に検索結果でクリックされたワードをGoogle Search Consoleで確認しました。
2026年3月〜8月の6か月間で最も多くクリックされたAI関連ワードは「AI面接 カンペ」、次いで「ガクチカAI バレる」でした。
検索されている語と、実際に読まれている語は一致しています。
順位 | 検索ワード | 区分 |
1 | AI面接 カンペ | 面接 |
2 | ガクチカAI バレる | 応募書類 |
3 | ES添削 AI | 応募書類 |
4 | ガクチカ AI | 応募書類 |
5 | AI面接 対策 | 面接 |
6 | AI面接 カンニング | 面接 |
7 | ES添削 AI おすすめ | 応募書類 |
8 | AI面接 落ちる | 面接 |
9 | AI面接 自己紹介 | 面接 |
10 | AI面接 服装 | 面接 |
【図5】doda新卒エージェント公式コラムでクリックされたAI関連ワード上位10語
クリック数の多い順。表記ゆれは統合し、ヘッドワード「AI面接」単体は除いています。当社サイトが検索結果に表示・クリックされた回数にもとづくものであり、そのワードが検索された回数ではないため、順位のみを示しています。
出所:Google Search Console(2026年3月〜8月)
AI就活は「攻略」するものではなく、「準備」するもの
▼「バレないか」を気にする段階から、「どう使えば評価されるか」へ
必要なのはAIの使用を隠す方法ではなく、AIをどう使えば自分の言葉になるか、という判断基準です。
▼AI面接で見られているのは、通常の面接と同じ内容と伝え方
相手がAIであっても問われるのは、経験の中身と、それを自分の言葉で伝えられるかどうかです。
▼不安の多くは、模擬面接とフィードバックで解消できる範囲にある
「服装」「落ちる」といった検索の多くは、何を評価されるのかが分からないことに由来します。
一度でも面接を経験し、第三者からフィードバックを受ければ、解消できる範囲は小さくありません。
▼doda新卒エージェントのサポート
専任のキャリアアドバイザーによる年間10,000件以上のキャリアカウンセリングを通じて、就活生の面接準備に伴走しています。
データ利用について
引用・転載の際は、出所が新卒エージェントサービス「doda新卒エージェント」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。
https://doda-student.jp/column/category/survey/ai-words
分析概要
分析名:就活生のAI利用に関する検索行動分析2026
分析対象①:doda新卒エージェント公式サイト(doda-student.jp)が検索結果に表示されたAI関連ワード347語を母集団とし、表記ゆれの統合および就職活動と無関係な汎用AIワードの除外を経た308ワードの推定月間検索数(Googleキーワードプランナー)/2025年9月〜2026年7月
分析対象②:同サイトにおけるAI関連ワードの検索実測データ(Google Search Console)/2026年3月〜8月
データ取得日:2026年9月1日
<注記>
- 推定月間検索数はGoogleが提供する推定値であり、実際の検索回数とは異なる場合があります。また一定単位で丸められています。
- Google Search Consoleの数値は、当サイトが検索結果に表示された回数およびクリックされた回数であり、そのワードが検索された回数ではありません。
- 「AI面接官」など企業側の関心を含みうるワードは、就活生の関心の内訳から「その他」として区分しています。
- 構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
doda新卒エージェントについて< https://doda-student.jp/ >
「doda 新卒エージェント」は、「就活に、プロの視点を。」をスローガンに、就職活動を行う学生と求人企業の最適なマッチングを提供するエージェントサービスです。
年間 10,000 件以上のキャリアカウンセリングを行い、*7,600 社以上の契約企業から学生一人ひとりに合う求人を厳選してご紹介しています(26 卒対象サービス実績)
*当該サービスにお申し込みいただいた法人の累計(2026年3月時点)
株式会社ベネッセ i-キャリアについて< https://www.benesse-i-career.co.jp/ >
ベネッセコーポレーショングループとパーソルキャリア株式会社が2015年4月に設立した合弁会社です。
ベネッセコーポレーショングループの大学教育事業部門とパーソルキャリア株式会社の新卒就職支援部門が一緒になりました。
両社の力を最大限に活用して、大学の教育支援、学生の就活支援、および企業の採用支援を行う事業を推進しています。
教育事業と就職支援事業の一体的な運営を通じて「まなぶ と はたらく をつなぐ」ことを目指します。
■メディア関係者のお問い合わせ先 doda新卒事業本部
■上記以外のお問い合わせ先 株式会社ベネッセ i-キャリア 電話番号:03-5909-8507





