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就活相談Q&A 【面接・GD・筆記】

2015.09.25

内定獲得へ向けて、最後の難関である最終面接の攻略方法とは

内定まであと一歩。ここまで来たら万全の体制で臨みたい最終面接。日々のカウンセリングでも、最終面接対策は学生の方からよくいただく質問のひとつです。そこで今回は、「最終面接のポイント」についてお話ししたいと思います。

洪 アドバイザー

最終面接のポイントは2つ

最終面接で注意すべきポイントは主に2つ、"志望動機"と"自己PR"です。

"志望動機"とは、「是非御社に入社したい!」というあなたから企業へのラブコールです。「御社以外は考えられません」という熱い想いを伝えましょう。「志望動機」でありがちなものに、企業の説明や魅力について語ることに終始するものがありますが、企業が知りたいのは、自社の魅力に対するあなたの見解ではなく、その魅力が「あなたにとってどのような意味があるのか」ということについてなのです。つまり、あなた自身がどのような軸や考えを持っていて、そこに企業の方向性や魅力がどう関わってくるかを伝えられないと、説得力のない志望動機になってしまいます。

説得力のある志望動機を考えるにあたってきっかけとなるのは、「あなたのオリジナル」を見つけること。例えばサッカー部でFWを務めたのであれば、なぜDFではなくFWだったのか。サークルで会計を担当したのであれば、なぜ企画ではなく会計を任されたのか、そしてその活動を辞めずに続けられた理由。何気ない日々のエピソードのなかにも、あなた自身の「人となり」を表すオリジナリティがふんだんに詰まっており、企業はそれを知りたがっているのです。

もうひとつのポイント"自己PR"とは、あなたが企業の求める人材であると伝えることです。ここで大切なのは、謙遜せず客観的にアピールすること。企業の仕事内容を想定しながら、どんな風にあなたの強みを活かせるかを事前にじっくり考えましょう。

常に"志望動機"と"自己PR"を意識しよう!

最終面接では、企業は候補者を「自社にどんな利益をもたらす人材か」という視点で見ています。あなたを見極めようと企業はさまざまな観点から質問しますが、想定外の質問でも慌てず、どんな質問も"志望動機"と"自己PR"につなげられるよう意識しながら答えましょう。

【想定問答集】
「あなたの弱点はなんですか?」
致命的な弱点は言わないように、あくまで強みの裏返しとして話しましょう。また、必ずその弱点を改善するために取り組んでいることを具体的に話しましょう。
「他にどんな企業を受けていますか?」
受けている企業をすべて話す必要はありません。あなたの就職活動の軸を基点に、そこにマッチする業界や企業を伝えてください。これはあなたの志向性に一貫性を持たせるためです。そして同時に回答の中で、面接企業への志望度が高いことを伝えてください。
「ドラえもんの道具のなかで、何が欲しいですか?」
「タケコプター」でも「どこでもドア」でもなんでも構いませんが、その選択理由からあなた自身の考え方を述べ、その志向性が企業でどのように活かせるかをアピールしましょう。

「逆質問」を活用しよう!

面接終盤に訊かれる質問、「最後に何か質問はありますか?」。この質問で、企業は「あなたがどれだけ自社に興味を持っているか」を見ています。ここを十分に活用しましょう。一般的に、色々と質問するのは興味があるからですよね。面接も同じです。つまり「何か質問はありますか?」は「自社に興味がありますか?(あるなら質問をしてください)」と言われているのも同然で、裏返すと「質問がないのは興味がないからですね」と受け取られかねないということです。だからこの機会を利用し、「御社で活躍している人の共通点は何ですか?」など、あなたの前向きさをアピールできる質問を積極的に行うようにしましょう。特に最終面接は半分が逆質問となる場合もありますので、事前に5つほど準備してから臨むようにしましょう。

最終面接は互いの気持ちを確認し、「一緒に働きたい!」という想いを共有する場です。そのためには"志望動機"と"自己PR"が大切なポイントになります。特に"志望動機"は「なぜその企業で働くのか?」という本質的な問いに対する答えとなるため、企業側も重視しています。大事な最終面接を悔いなく迎えるため、改めてあなたの"志望動機"と"自己PR"を見直してみてください。

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