進路を決めかねています|就活QA|DODA新卒エージェント

就活相談Q&A 【その他】

2015.11.30

進路を決めかねています

「『年間休日120日以上』や『転勤なし』が希望です。ただその条件だと、IT業界のプログラマーやシステムエンジニアしか残りません。また募集数の多い営業職は、ノルマがあって精神的につらいといった話をよく耳にします。私はITに苦手意識があり、また気も弱いので、たとえ入社できたとしても続けられるかが不安です。甘えたことを言っているのは自覚していますが、一生働くことを考えると、なかなか踏ん切りがつきません。ちなみに私は人見知りで人前に立つのが苦手ですが、ひとつのことをコツコツ続けるのは得意です。」

布施 アドバイザー

同じ職種でも会社によって働き方が異なります。ぜひ面接で質問してみましょう

日々学生さんとお会いしていますが、同じような悩みをお持ちの方は非常に多いです。就職活動では働く条件(休みや勤務地)、適性(その仕事に向いているかどうか)、仕事を通してどんなことを実現したいか(やりたいこと)など考えなければならないことが多く、そこから自分の優先順位を見極めて選択しなければならないので大変ですね。

まず「自分に合った求人はあるか」というご質問ですが、休みや勤務地がどうしても譲れない条件であれば、募集中の営業職・販売職・SE職などをあらためて検討されることをお勧めします。確かに営業職は「ノルマが大変」「激務」といったイメージがつきまといますが、会社によって働き方は大きく異なります。例えば特定の企業とだけ取引する「ルート営業」は、同じ企業に何度も足を運び、時間をかけてお客様と良好な関係を築いていく営業職です。ノルマについても未達成が即お給料に反映されるような会社は稀で、各自の能力や成長過程に応じた目標を設定する会社が中心です。また最近は「ワークライフバランス」を重視から、残業が少ない会社も増えましたね。

コツコツ続けることが得意という長所は、あらゆるお仕事で役立ちます。システムエンジニア職は、パソコンが得意な方に合うのはもちろんですが、他に、「納期を守る」「細かい作業をミスなく行う」「論理的にものごとを考える」「コツコツ継続する」といった素養も必要です。一概に職種名だけで判断せず、その会社の社風やどんな働き方をするのかを面接で聞いてみると良いと思います。

「"30%"のできるかも」と「"70%"の頑張ってみよう」

私も人前で話すことがすごく苦手でした。ただ、仕事で毎日話をするうち、段々と上手に話せるようになり自信がつきました。その自信のおかげで他のことも挑戦しようという気持ちになり、そうしてひとつずつ、できることが増えていったように思います。

大学生のうちは「できそう・やってみたい」より「できなさそう・自信がない・精神的に耐えられるか」で仕事を判断してしまうのは当然です。実際に社会人として働いた経験がないのですから仕方ありません。「この仕事は自分に向いている!」と100%確信して入社する人は、実のところ意外と少ないと思います。「"30%"のできるかも」と「"70%"の頑張ってみよう」。そんな気持ちで入社しても良いと思いますよ。

就職についてプロに相談したい方はぜひご登録ください!

新規会員登録(サービス無料)はこちら

PAGE
TOP


ベネッセi-キャリアはプライバシーマークを取得しています。