2015.12.07
ノーネクタイ
「人間は外見じゃない。中身で勝負だ!」と言いつつ、外見で判断されることが多いのが人の世の常。特に多くの就活生が一斉に活動する就活は、ちょっとした違和感でも不採用の理由となってしまいかねません。他人のことはすぐ気がつきますが、自分のこととなると客観的に見ることが難しくなるもの。そこで就活での不安を払拭し自信をもって活動するため、面接後に企業から寄せられたさまざまな声から、就活で気をつけなければならない第一印象のポイントと対策を考えてみましょう。
中崎 アドバイザー
2005年に環境省によって導入されたクールビズ。環境省が定義する「クールビズ」とは「28度設定のエアコン環境下で快適に仕事できる服装」のこと。具体的な服装の可否については2012年に改めて提示されましたが、どのような服装が適切なクールビズなのかについては、企業の雰囲気や社風によって左右されるのが現実のようです。
ビジネスシーンでの浸透に伴い、就活でも、「クールビズでお越しください」と指定する企業が出てきました。しかし一方で、就活でのクールビズにはまだ少し抵抗を感じる企業も存在します。クールビズを意識した結果、「だらしない」という印象を与えしまっては本末転倒なので、判断に迷う場合はジャケット・ネクタイを持参し、状況に合わせて着脱できるよう備えておいた方が安全かもしれません。
就活では選択に迷うシーンに遭遇することが数多くありますが、どのシーンにおいても意識しなければならないのは、相手に失礼や不快感を与えないための配慮する心(マナー)。自分であればどう対応されればうれしいと感じるか、相手の立場に立って考える習慣は想像力を鍛えることにつながります。想像力はリスク管理や変化への対応力、折衝などビジネスのあらゆるシーンで要となる力です。判断に迷う少し厄介なクールビズ問題も、そのように捉えると少し見方が変わるかもしれませんね。
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