面接までに準備すべきポイントは|就活QA|DODA新卒エージェント

就活相談Q&A 【面接・GD・筆記】

2015.12.16

面接までに準備すべきポイントは

「自己分析や企業研究が不十分なままエントリーしてしまいましたが、その企業にとても興味があり、何とか選考に残りたいと考えています。この後選考に進むにあたって押さえておくべき準備ポイントがあれば、アドバイスください」

洪 アドバイザー

過去を振り返り、まずは自分自身を客観的に観察することから始めましょう。

企業によって内容・構成は異なりますが、エントリーシートで企業が主に注目しているのは「自己PR」です。例えばよくある質問、「学生時代に一番頑張ったことは何ですか?」では、その人物が「頑張ったことを通してどのような能力を身につけたのか」、「どのような価値観を持っているのか」を知り、それが自社と合致するかを判断しようとしています。だからまずは過去を振り返り、「自分という人間」を客観的に観察することから始めてみましょう。大学時代に頑張ったことや夢中になったこと、そしてその経験を通じて身につけたことを書き出してみるのがおすすめです。

そして興味ある企業を知るため、企業ホームページなどから情報を収集しましょう。掲載されている情報量は企業によって異なりますが、採用専用ページを設けている企業もありますので、多くの情報を得ることができます。 そして情報収集の際は、その企業の「いいな」と思った点と、逆に「嫌だな」と思った点をチェックすると良いと思います。「なぜいいのか、なぜ嫌なのか」。その理由を考えることは、自己分析を深めるのに役立ちます。例えば「チームで成果を出すための取り組みが充実している」とあった時、皆で何かに取り組むことが好きな人は「良い会社だな」と感じるでしょうし、逆にできるだけ個人でものごとを進めたいと考える人にとっては、それほど魅力的には感じられないかもしれません。そのようなチェックを繰り返すことで、自分に合う会社の方向性が見えてくるのです。
その他、今から始められることに業界研究があります。こちらは書店等で業界地図が販売されているので、興味ある企業の競合企業や業界の動向を把握しておきましょう。

就活初期は、集めた情報のなかから自分にフィットする考えや言葉をまとめながら自分の未来を思い描き、その未来像を実現させるための適切な進路は何かを考え選択するためのファーストステップです。就活を終えた先輩方からも「自己分析をもっとしっかりやっておくべきだった」という声を聞くことがあります。説明会や選考が本格的に始まると忙しくなり、じっくり考える時間を確保することが難しくなります。この段階でできるだけ内省を深め、客観的に自分を把握できるようになりましょう。

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