2016.01.21
インターンシップは就活に有利ですか?
「インターンシップに参加すると内定に結びつくとよく聞くのですが、実際のところ、どのくらい有利なのですか。」
小西 アドバイザー
まず、企業がインターンシップを開催するのは「実際の現場を経験してもらうことでイメージとのギャップをなくす」、「会社をよく知ってもらう」などが目的です。一部ITベンチャー企業や外資系企業でインターンシップを選考に組み込む企業もありますが、まだまだ少数派です。このように、現状ではインターンシップ参加が内定に直結することはあまりないものの、参加した人の多くは「参加して良かった」と考えているようです。
【インターンシップに参加する利点】
面接の時、採用担当者にインターンシップ先を聞かれることがあります。選考では応募者の志向性や軸が重視されるため、選択したインターンシップ先に一貫性があると、応募者の志向性を裏付ける根拠になります。
しかし大切なのは「どのインターンシップに参加したのか」ではなく、「なぜ参加したのか(目的)」、「インターンシップで何を学んだのか」、そして「学んだことを自分の言葉で語れるようになること」です。そのためには「インターン先は何をしてくれるのか?」という受け身の姿勢ではなく「こんなことを学ぼう!あんな経験してみたい!」と主体性を持って参加する必要があります。
そう考えると、就活に有利か不利かを考えること自体にあまり意味がないと思いませんか。結局、機会を活かすことができるかどうかは自分次第。自分の適性や能力を客観的に知る機会と捉えて参加すると、多くのものを得ることができるでしょう。
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