自分の強みがわかりません|就活QA|DODA新卒エージェント

就活相談Q&A 【自己分析・企業研究】

2016.02.16

自分の強みがわかりません

「ゼミでは特に役職もなく、厳しくもなかったのでこれといった実績がありません。アルバイトは接客業でしたが、回転率の速い業態でスピード重視だったため、心のこもった接客とかは意識したことがないです。正直なところ、ゼミもアルバイトも特に目的なく続けていただけです。こんな状況のため強みが見つからず、今さらながら悩んでいます。」

布施 アドバイザー

「成果」や「結果」からではなく「行動」から強みを考えてみましょう。

「強み」とは、他人と比べて何かが勝っていること、成果を出していることでしょうか?実際のところ、すべての事柄に「成果」「結果」が伴うものでもありません。明らかな結果が出ていなくても、ある目的に向かって行動を継続できることも、ひとつの強みになりえます。ここではアルバイト先の出来事を、行動面に中心にまとめてみましょう。

接客業では高感度の高い接客ができることをESのアピールポイントとして書く学生の方が多いですが、今回いただいたエピソードでは、「スピーディーさの追求」について詳しく聞いてみたいと思いました。

どんな仕事にも期限があり、決められた時間内で仕事を完成させることはとても大切なことです。
アルバイト先で気をつけていること、スピーディーに仕事をしようと思った理由。そこを起点にアピールポイントとしてまとめてみてはいかがでしょうか。
例えばですが、「責任感」「効率的に仕事ができる」「周りを見て行動できる」「向上心」などの強みを、アルバイト経験からアピールすることができるのではないかと思います。

ちなみにアピールポイントの考え方(書き方のコツ)ですが、強み(長所)を先に挙げて後付けでエピソードを探していくのではなく、最初に頑張ったエピソードをまとめ、そのエピソードの読み返しをした後、エピソードから身についた特徴や乗り越えるために力となった特徴を「強み・長所」として使うというやり方があります。このやり方ですと、長所とエピソードにズレがなく、説得力のある自己PRに仕上がります。

強みがまったくない人はいません!少し肩の力を抜いて、エピソードから強みを探してみましょう。

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