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2016.02.25

企業の口コミサイトは信ぴょう性あるのでしょうか

「インターンシップに参加した企業の雰囲気が良かったので改めて企業について調べていたら、偶然転職者の口コミサイトを見てしまいました。それ以来、そこに書かれていた情報が頭から離れません...学校では信じないようにとアナウンスがありましたが、本当に信ぴょう性はないのでしょうか。」

小西 アドバイザー

より信頼できる相手から情報を集めましょう。

企業選びは人生一度の大切な機会だからこそ、できる限り後悔したくないものです。真剣であればあるほど、情報収集に力が入りますね。
匿名性の高いネットの書き込み情報の信ぴょう性については、計りかねるものがあります。本当のこともあるでしょうし、そうでない場合もあるでしょう。

情報収集以上に大切なのは、得た情報を「どう判断するか」です。
だから就活では企業の情報を集めて分析する「企業研究」と並行して、自分の価値観や優先順位を知る「自己分析」を行います。企業のことを知り、自分のことを知る。そのふたつを照らし合わせて初めて、自分にとって何を企業選びで重視するのかを知ることができるのです。すべてを鵜呑みにしないよう、情報は「客観的情報」と「主観的情報」を分けて把握するようにしましょう。

【STEP 1:客観的情報を集める】
◆企業研究
企業の業界動向、位置づけ、経営状況、展望、主力商品、事業内容、強み、弱み等は情報の発信元が明らかなもの(会社パンフレット、企業のホームページ、説明会、新聞や業界誌等)から調べましょう。尚、大学敷地内のパソコンからのみ閲覧可能な「業界・企業情報データベース」を保有している大学もありますので、問い合わせてみましょう。

◆卒業生から話を聞く
大学の卒業生や実際にその会社で働いている方に会って話を聞くことは、発信元が明確という面では安心です。どんなことにやりがいを感じ、つらいと感じたのか。もしかしたら良いことしか言わないかもしれない、と疑心暗鬼になるかもしれませんが、会社説明会などで話を聞いた後に、実際にその会社で働く人から仕事内容や働き方など個人的な話を聞くと、会社全体の印象がまたクリアになるものです。

◆大学キャリアセンターを活用する
大学からの情報や卒業生からの情報は、個人の解釈を含む主観的な情報のなかでも信頼できるものの一つです。卒業生からの情報を管理している大学キャリアセンターもありますので遠慮せず、積極的に聞きに行くことをおすすめします。信頼できる相手からご自分の目や耳を使って生の情報を得ることができれば、安心できますね。

自分自身と向き合い、情報を判断する「目」を養いましょう。

客観的な情報を収集した後のステップは、「"自分にとって"重要な情報か?」を判断するための取り組みです。

【STEP 2:主観的情報を把握する】
◆自分の価値観から判断基準を考えてみましょう 「自分にとってよい企業か」を判断するためには、自分がどのように働きたいか、何を優先して生きていきたいのか、など「自分自身」を知る必要があります。それを知るための取り組みが「自己分析」です。この機会にぜひ、ご自身の価値観(行動するときの指針、人生において大切に思っていること等)から、「自分は何を基準に判断しているのか?」ついて考えてみてください。ここがしっかり固まると、自分自身を受け入れられ、周囲の意見に無駄に振り回されなくなります。また自分の考えが明確になることによって、逆に世の中には多様な考え方があることを受容できるようにもなります。

人は一人ひとり違って当たり前。だから物の見方も一様ではなく、同じものに対して異なった意見があるのは当然なのです。「情報収集」ばかりに偏ることなく、その情報を判断できるあなた自身の「目」をしっかり養うよう心がけましょう。

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