2016.03.23
志望業界の絞り方
「志望業界がなかなか定まりません。志望業界を決めるにあたり、着目すべき点や良い方法があれば教えてください。」
洪 アドバイザー
合同説明会は短時間で各企業の特徴やその企業が置かれている業界を知ることができる絶好の機会です。ここであえて興味のない業界の企業ブースにも足を運んでみることで、「意外と面白そうかも!」という新しい発見をすることができるかもしれません。また逆に、「この業界にはあまり興味がないなあ」と感じた時には、なぜ興味がないか?を考えてみましょう。このような自問自答を繰り返すことで、少しずつ志望業界を絞っていくことができます。
企業は新卒者に「5~10年後の主戦力となってほしい」と期待しています。そのため入社後携わる業務は「5~10年後の注力予定分野や製品」となる可能性が高くなります。現在の事業内容に興味がなくても、将来企業が目指す方向性には関心が持てるかもしれません。ぜひ5~10年後の注力分野を調べてみましょう。
その企業の未来の注力分野を調べるには、企業HPの「株主通信」や「IR情報」を確認してみます。そこに「決済短信」や「アニュアルレポート」といった形でこれから企業が向かう方向性や戦略が書かれている場合があります。その内容に興味を持てるかどうかも、判断材料のひとつになるでしょう。そしてもし興味が湧いて応募することになった場合は、その注力分野も視野に入れて志望動機が書けると、尚良いですね。
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