「学業への取り組み」の書き方|就活QA|DODA新卒エージェント

就活相談Q&A 【書類・ES】

2016.06.10

「学業への取り組み」の書き方

「ESに『学業への取り組み』について書く欄がありますが、色々と考えすぎてしまい、なかなかうまくまとまりません...。」

中崎 アドバイザー

「学業内容」ではなく「取り組み姿勢」を書きましょう。

「学業への取り組み」というと、専門の領域について書くと考えられがちですが、研究内容が直接仕事に関わる可能性が高い理系技術職でない限り、企業は学業の内容そのものに、それほど強い興味を持っているわけではありません。では何を知ろうとしているのかというと、企業は学業への取り組み姿勢から、応募者の仕事への向き合い方や行動特性、そして応募者が入社後どのように成長していくのか、その未来予想図を思い描こうとしています。よってこの欄では専門的な学問領域ではなく、どのように学業に取り組んできたのかを具体的に示すようにしましょう。学業への取り組み姿勢が働く姿と重なれば、企業は応募者の成長をイメージすることができます。

取り組みを通じて次につながる学びを得たか。

またESに学業のことを書くときに重要なのは、先に挙げた「どんな風に取り組んだか」を伝えると同時に、その取り組みから「何を得たか」を明記することです。ESは、あなたのパーソナリティーを面接前に企業に伝えるツールです。企業はESから、あなたがどんな人間性でどんな任務に耐えうる人なのかを知ろうとしています。あなたの努力の結果は失敗でも成功でも構いません。なぜならその結果によって得られた経験や考えや思いが、今後あなたが成長していく上での糧となるはずだからです。

企業や面接官が何を求めているのか、焦点を当てるべき場所はどこか。それぞれしっかり把握しておくことで、相手に伝わる文章を作成することができるようになります。質問に込められた意図を推し量りながら、ご自身を振り返ってみてください。

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