2016.06.20
企業研究の方法がよくわかりません
「企業研究をしなければと思いますが、どこから手をつけたらよいのかよくわかりません。」
中崎 アドバイザー
まず、企業研究着手の第一歩として、「企業理念」「社風」「取り扱っている商品・サービス」「お客様は誰か(法人・個人)」「ライバル会社」「商品のラインナップ」「価格」「販売エリア」などを調べてみましょう。これらの情報を調べると、企業の全体像が見えてくるはずです。
そして企業の全体像が見えてきたら、その企業が「これから」何に取り組もうとしているかを調べてみましょう。
「今」取り組んでいる業態は競合他社とあまり違いが見られないかもしれませんが、「これから」どこに向かうかは企業によって異なります。「これから」に着目して企業研究を行うと、他社との差別化がより明確になります。
企業の「これから」を調べるには「株主向け公開情報」「IR情報」などをチェックしてみてください。そのなかには「決済短信」「株主説明会資料」「アニュアルレポート」等のデータがあり、会社の業績やこれからの方針がわかりやすく掲載されています。これらは企業が5年後、10年後に注力するサービスや製品はなにかを考える時、役立つ情報です。
企業は新卒の皆さんに「5年後、10年後の主戦力になってほしい」と期待しています。この点を踏まえて考えると、より企業の意図に沿った志望動機を作成することが可能になりますね。
そして企業研究の結果を踏まえて話す時は、「御社のサービスは○○○ですね」と情報収集結果だけを話すのではなく「御社の△△△というサービスについて□□□と思いました。」「このサービスを×××に活用してみたいです」「課題は◎◎◎だと考えています」など、『情報+自分の意見』を伝えると、より「自分ならでは」の企業研究となりますよ。
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