2022.04.04
『学生時代頑張ったこと』と『自己PR』の違いは何でしょうか。
「面接やエントリーシートで、『学生時代頑張ったこと』と『自己PR』の両方を質問されることがあります。 同じような質問だと感じてしまうのですが、違いは何でしょうか。 」
洪 アドバイザー
二つの質問の答えは、ともに「自分の魅力を伝える」ものであるべきという点は一緒です。
ただ、ある二つのポイントを変える必要があります。
それは、「質問に対する答え方」と「選ぶエピソードの内容」です。
では、ひとつずつ説明していきましょう。
ただし、一点、気を付けなければならないことがあります。
それは、業界それぞれへの志望動機に、共通する「軸」(志望理由)があることです。
まず、「『学生時代頑張ったこと』は何ですか?」と質問されたら、第一声は「私が学生時代頑張ったことは、○○したことです。」と回答しましょう。
そもそも、面接の場では、質問された際に「結論から端的に」回答することが鉄則。
この質問の場合は、「何を頑張ったのか」を聞いているので、結論は「頑張ったことの要約」となるのです。
そして、選ぶエピソードは、「大学在学中」のエピソードにしましょう。
このとき気を付けて頂きたいことは、「頑張ったこと」=「大変だったけど乗り越えたこと」という内容にすること。
四年間の経験から、そのような話ができるエピソードを探してみてください。
一方、自己PRを聞かれた場合の回答は、「自分の特徴の要約」となります。
よく使用される答え方は、「私は○○な人間です。」「私の強みは、○○であることです。」などです。
そしてこのあと、「自分の特徴」が表れているエピソードを付け加えるのですが、いつの話でも構いません。
人生の中で、一番その特徴が際立っているときの話であれば、高校時代の話や数年に渡る話でも良いのです
また、この二つの質問で使用するエピソードは、違う内容を用意した方が好ましいです。
どうしても同じ話を使用したい場合は、上記を参考に「答え方」と「エピソードの組み立て方」を変化させてくださいね。
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