ESが通らない5つの理由とは?通過率を上げるESの書き方を解説

「ES(エントリーシート)を何度提出しても選考を通過できない。」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか? ESがなかなか選考に通らないとき、その理由がわからないままESを書き続けても、思うように内定につながりません。 そこでこの記事では、ESが通らない理由や改善策を解説します。 書類選考で落ちる理由の分析方法や通過しやすいESの特徴、自分では気づけない致命的なミスの見つけ方についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。 大手・上場企業を中心とした7,000社以上(※2025年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。 最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。 大手・上場企業を中心とした7,000社以上(※2025年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。 最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
書類選考に落ちてショック。ESが通らない主な理由

実は、ESが通らない理由には共通したパターンがいくつかあります。
ここでは、多くの就活生が見落としがちな「ESが通らない理由」を解説します。まずは原因を知り、改善の第一歩を踏み出しましょう。
企業が求める人物像とマッチしていない
ESが通らない大きな原因の一つとして、企業が求める人物像や価値観とESのアピール内容が合致していないことが挙げられます。
企業は自社の理念や職務に適した人材を選びます。
例えば、企業が求める人物像が「柔軟性がある人」であるのに対して、「一度決めたことをやり抜く粘り強さ」をアピールしたのでは、企業が求める人物像とESのアピールポイントにズレが生じてしまいます。
このような場合、企業が求めている人物像にマッチしていないため、採用にはつながりにくいでしょう。
抽象的、あるいは内容が薄い
「がんばりました」「努力しました」のような抽象的な表現や、「IT業界に興味があるため志望しました」という内容の薄い志望動機では、読み手に真意が伝わりません。
表面的な言葉ではなく、具体的な行動や成果をもとに話すことで、エピソードに説得力が増します。
内容が薄いESは印象に残らず、他の応募者に埋もれてしまう可能性が高まります。
数字や具体例が不足している
あるエピソードのまとめが「成長しました」というような締め方だと、抽象的で説得力に欠けます。
「半年で売り上げを○%改善しました」「グループ活動で○人をまとめました」など、定量的な情報があると、経験のインパクトや成果が明確になり、信頼性が高まります。
独自性・個性が欠けている
多くの応募者がいる中で、独自性のないESは印象に残りません。
「コミュニケーションが得意」だけでなく、「○○人のチームでリーダーを務めた経験から、相手に応じた伝え方を意識できる」など、自分の経験ならではの強みをアピールすることが重要です。
特別な経験でなくても、自分の考えや工夫を具体的に示せば十分に個性を表現できます。
埋まっていない部分が多い
設問に対して空欄が目立ったり、記入欄に2〜3行しか書いていなかったりすると、「意欲がない」「準備不足」と判断されかねません。
すべての質問にしっかり回答することで、志望度や誠実さを伝えることができます。
時間がなくても、空欄のまま出すのは避けましょう。
ESで聞かれている質問に対して的を得ない回答をしている
設問の意図から外れた回答は「論理的思考力がない」と評価されかねません。
設問の意図を理解せずに自分が伝えたいことだけを回答してしまうと、企業側の評価ポイントとズレてしまいます。
例えば、「困難をどう乗り越えたか」という問いに成果ばかり書くのは、的が外れた回答と言えます。
設問の意図を汲んで回答することを意識しましょう。
誤字脱字がある
誤字脱字は些細なミスと思われがちですが、採用担当者に「注意力が低い」「丁寧さに欠ける」といったマイナスな印象を与える要因になります。
「御社」と「貴社」を混同してしまう、「修了」を「終了」と誤記してしまうのは、よくある誤字脱字の一例です。
読みやすさや信頼感を損ねることにつながるため、提出前には必ず見直しや音読、第三者チェックを行い、誤字脱字を防ぎましょう。
自己PRや過去のエピソード、志望動機に一貫性がない
自己PRや志望動機に一貫性がないと、ES全体としての説得力が落ちます。
「こういう強みを、会社でどう活かしたいか」という一貫したストーリーがあることで、応募者の本気度や適性が伝わります。
自己PRで「粘り強さが強み」と書いているのに、志望動機では「変化の激しい業界でスピード感を持って働きたい」と書いていていると、あなたの人物像がきちんと伝わりません。
ES全体を通して矛盾点がないかをよく確認することが大切です。
【ESすら通らないと嘆く前に】通過率を上げるためのESの書き方
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ESには書き方のコツがあります。作成時に意識すべき構成や表現を理解しているかどうかで、ESの質は大幅に変わります。
そのため、採用担当者に伝わりやすいESの書き方を確認して、選考に通るESの完成を目指しましょう。
論理的に伝わりやすい文章構造を意識する
ESでは、結論から書くPREP法が効果的です。
PREP法では、「結論→理由→具体例→再結論」の順で文章を構成します。最初に結論を書くことで、「何を伝えたいか」という重要な情報が伝わりやすくなります。
<例文> 私は、好奇心と柔軟性を活かして、変化の激しいIT業界で価値を生み出していきたいと考えています。大学の講義を通じて、技術が日々進化する業界では、柔軟な姿勢で新しい知識を吸収し続ける姿勢が必要だと感じたからです。 大学での講義をきっかけにプログラミングに興味を持ち、独学で学習し、独自にアプリ開発を行ったことで、自ら能動的に学び行動する楽しさを学びました。 この経験を通じて得た探究心と行動力を活かし、貴社の開発業務に貢献したいと考えています。 |
数字を入れながら具体的に書く
成果や規模感を伝える際は、「人数」「金額」「期間」「割合」などの数字を入れると、説得力が増します。
定量的な情報を交えることで、自分のエピソードがより具体的に相手に伝わります。
<例文> 私の強みは、チームをまとめるリーダーシップです。 現在大学では、学園祭の実行委員として100人規模のチームをまとめています。 高校の文化祭で仲間と協力する達成感を得た経験から、大学でも同様の活動に挑戦したいと考え、大学の学園祭の実行委員に立候補しました。 半年後の開催日に向けて学園祭のスケジュールを立案し、進捗確認やメンバー間の情報共有のため、定期的なミーティングで進捗と課題の可視化を行いました。 その結果、来場者数は前年比150%を達成。またこの経験を通じて、長期的な計画をメンバーと協力し、実行する力を養うことができました。 |
設問意図を正確に読み取る
ESの設問は、「企業がどういった人材を求めているか」のメッセージです。
例えば、「社会人として実現したいこと」を聞かれた場合、企業の本音としては「どのような強みや才能を活かして社会に貢献し、成長したいのか」を知りたいと考えられます。
設問を見てすぐ書き始めるのではなく、「なぜこの質問をしているのか?」と自問し、回答のゴールを明確にする意識が大切です。
自身の実体験をもとにしたエピソードを入れる
自分の行動や考え方を伝えるには、実体験に基づく具体的なエピソードが必要です。
実体験のエピソードがあることで他者と差別化され、オリジナリティのある内容になります。
<例文> 私は、大学のサークル活動で新入生歓迎イベントの企画を担当した経験を通じて、限られた予算内で集客を増やすという課題に直面しました。 その中で、無料で利用できるInstagram(インスタグラム)を活用した広報を強化し、ターゲット層に合わせた内容を発信しました。 また、ストーリーズを毎日更新するなど、できる限り更新頻度を上げる工夫をしました。 結果として、昨年の参加者数と比較して新入生歓迎イベントの参加率を20%増加させることができました。 |
志望動機は企業分析をした上で独自の情報を入れる
志望動機では、「なぜこの企業を志望するのか」が伝わるよう、企業の理念・事業・働き方などを調べた上で、自分の経験と接点を伝えましょう。
他社でも通じる内容では、熱意が伝わりません。
<例文> 貴社の「地域密着型の支援体制」に強く惹かれました。 私は学生時代、地域の福祉施設でのボランティア活動において、福祉施設の利用者やそのご家族と関わる中で、地域に根ざした支援の大切さを実感しました。 地域に密着しその人らしい暮らしを支える貴社の姿勢に共感し、私も現場で信頼関係を築きながら支援していきたいと考えています。 |
誤字脱字や空欄、余白がないかを確認する
誤字脱字は、「注意不足」というマイナスな印象を与える原因になります。
提出前には必ず見直しや音読によるチェックを行い、誤字脱字を防ぎましょう。
前述の通り空欄や余白が目立つことも、ESが通らない一因となります。空欄が多いと、「やる気がない」とみなされてしまう可能性があります。
ESの記入欄は、8割以上埋めるよう心がけましょう。
ESを提出する前に見直すことが重要

ESを書き上げた際に「このESは完璧だ」と自分では思うかもしれませんが、ESのセルフチェックと添削を行うことで、ES選考の通過率を上げられる可能性があります。
ここでは、ES提出前の見直し方について解説します。
セルフチェックリストを活用する
ESは書いて終わりではなく、必ずセルフチェックを行うようにしましょう。以下に、ES提出前に確認すべき項目をまとめました。
<チェック項目> |
① 設問に的確に答えているか |
② 自己PRや志望動機に一貫性があるか |
③ 具体性・独自性があるか |
④ 誤字脱字・文法ミスがないか |
⑤ 読みやすい構成か |
⑥ 自分の強みが明確に伝わるか |
⑦ 企業・業界とのマッチ度が示されているか |
⑧ 形式や文字数の指定を守っているか |
セルフチェックとあわせて、doda新卒エージェントが提供する「Aiキャリアサポーター」の利用がおすすめです。AIによる添削サービスで、LINEからいつでも気軽に利用できます。
ただし、セルフチェックやAIの添削サービスだけでは、ESのブラッシュアップが十分とは言えません。
doda新卒エージェントの「無料Webカウンセリング」をあわせて利用することで、より選考通過率の高い効果的なESを目指せます。
第三者に客観的な添削をしてもらう
相手に伝わるESに仕上げるためには、第三者による添削が欠かせません。
書き上げたばかりのESは、自分では気づきにくいミスや伝わりにくい表現が残っている可能性が高いからです。
大学のキャリアセンターや新卒エージェントなど第三者に添削してもらうことで、客観的な視点から改善点が明確になり、説得力のある内容に仕上げられます。
中でも先ほど紹介した新卒向けの就活支援サービスdoda新卒エージェントがおすすめです。
自分ではうまく言語化できない経験について、就活のプロであるキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングでES作成をサポートしてくれます。
ESが通らないことに関するよくある質問
ESがなかなか通らないと、「このままで就活が成功するだろうか?」と不安になってしまいます。
最後に、ESについてよくある疑問を2つ紹介します。

高学歴なのにESが通らないのはなぜ?
学歴は採用における一つの選考基準ですが、ESで主に評価されるのは「人柄」「企業との適性」などその人の中身です。
自己PRや志望動機が抽象的だったり、企業研究が不十分だったりすると、学歴に関係なく選考を通過できる確率は低いです。
ESでは学歴だけではなく、あなたがどんな人で、どんなところが企業とマッチしているのかを具体的なエピソードとともに伝えることを心がけましょう。
大手企業だと中々ESが通らない?
就職四季報によると大手企業は応募者数が非常に多く、25年卒の大卒求人倍率は1.75倍(※2024年11月29日時点情報)に上りました。
その競争率の高さゆえ、志望動機の深さや企業とのマッチ度、誤字脱字などを厳しくチェックされます。
ただし、選考は企業との相性の問題もあるため、落ちたからといって能力不足とは限りません。
能力不足だとネガティブに捉えすぎず、前向きに就活を進めると良いでしょう。
※参考:就職四季報による就活情報ブログ 「内定競争倍率が高い」TOP100社(2024年11月29日時点)
まとめ
選考に通過できないESには、原因があります。
自分のESの課題点にきちんと向き合い、改善していくことで、選考通過率を徐々に上げていけるようになるでしょう。
セルフチェックやES添削を併用して、あなたの魅力がきちんと伝わるESを目指してみてください。
ベネッセグループが運営する就活支援サービスdoda新卒エージェントは、あなたが納得できる就活を進められるよう、ES添削や面接対策などを個別にサポートしてくれます。
また、あなたの強みや価値観を丁寧にヒアリングした上で企業を紹介してくれるので、ミスマッチが少なくなり、効率的に就活を進めることができます。
ぜひ気軽に無料Webカウンセリングを予約してみてはいかがでしょうか。











