AIでガクチカを作るとバレる?添削などの活用法も紹介

就職活動を効率的に進めるために、ガクチカにAIを活用したいと考えるのは自然なことです。しかし、AIを活用したことが企業にバレて評価が下がるのではないかと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。もちろんAIの生成文をそのまま使うとバレるおそれがありますが、添削や構成の補助として賢く活用すれば、ガクチカを作るうえで強力な武器になり得ます。この記事では、AIを活用し選考通過率を高めるための具体的な方法を詳しく解説します。

国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。大手・上場企業を中心とした7,000社以上(※2025年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
国家資格であるキャリアコンサルタント保有者が複数在籍する就活支援のプロで編成された編集部です。大手・上場企業を中心とした7,000社以上(※2025年3月時点)の契約企業との強固なネットワークを活用し、学生の「就活の軸」発見から内定獲得までを伴走し支援。最新の就活動向と企業情報を熟知した編集部が、経験をもとに実用性の高い就活情報を提供します。
目次
AIでガクチカや自己PRを作るのはOK?

ガクチカや自己PRの作成にAIを使うこと自体は、決して悪いことではありません。
むしろ、思考を整理するためのツールとして活用することは、効率的な就職活動において有効な手段といえます。
ただし、AIが作った文章をそのまま提出するのではなく、あくまで下書きや添削の補助として使うのがベストです。
AIの強みである客観性と、あなた自身の体験談を組み合わせることで、より説得力のあるガクチカが完成します。
AIを活用するメリットとデメリットを正しく理解して、自分らしさを失わない使い方を心がけましょう。
AIでガクチカや自己PRを作るメリット
AIを活用することで、これまで一人で悩んでいた時間が大幅に短縮され、より精度の高い自己PR作成が可能になります。
メリット | 内容の補足 |
作成スピードの向上 | 構成案が数秒で完成するため、書くハードルが下がる |
客観的な視点 | 自分では気づかなかった強みや表現の癖を見つけられる |
さまざまなパターンの生成 | 文字数や強調したいポイントを変えて複数案を比較できる |
手早く作成することができる

AIを活用することでガクチカ作成の時間が短縮できる可能性があります。
なかなか手が進まず、真っ白な画面を前にして止まってしまう時間はもったいないものです。
AIに自分の経験を箇条書きで伝えて文章化してもらうことで、まずはたたき台となる案をスピーディーに作成でき、効率的に作業を進められます。
客観的な視点を取り入れることができる
AIを活用することは客観的な視点を取り入れることにつながります。
自分で書いた文章は、どうしても主観に偏りがちです。
AIに添削を依頼することで、論理的な矛盾や言葉の重複を指摘してもらうことができ、第三者から見ても納得感のある文章にブラッシュアップできます。
複数パターンを簡単に作れるため効率よく作成できる
AIによりガクチカを複数のパターンにアレンジできます。
「400字バージョン」「200字バージョン」など、提出先によって異なる文字数制限にもAIは即座に対応してくれます。
また、同じエピソードでも「リーダーシップを強調したい場合」や「継続力をアピールしたい場合」など、切り口を変えた案を簡単に作成できるのが大きな魅力です。
AIでガクチカや自己PRを作るデメリット
一方で、AI特有の性質を理解しておかないと、選考で思わぬ落とし穴にはまるおそれがあります。
デメリット | 内容の補足 |
熱意の欠如 | 誰にでも当てはまるような平坦な表現になりやすい |
個性の埋没 | 他の就活生と同じような言い回しになり、印象に残りにくい |
面接での齟齬 | 自分の言葉でないと、深掘りされたときにボロが出る |
本人らしさや熱意が伝わりにくい
AIが生成する文章は論理的ではありますが、感情の揺れや、その時々に感じたリアルな葛藤といった人間味が削ぎ落とされてしまう場合があります。
採用担当者が知りたいのは、あなたの人柄や行動の背景であることを忘れてはいけません。
AIに構成を任せる前に、「その時どう思ったか」「なぜその行動をとったのか」という自分なりの動機や喜怒哀楽をあらかじめメモし、それを必ず文章に組み込むよう指示しましょう。
感情のプロセスを自分の言葉で書き直すことが重要です。
個性や独自性が埋もれ、印象が薄くなりやすい
膨大なデータを学習しているAIは、どうしても一般的で無難な回答を出してしまいます。
結果として、他の学生と似通った内容になり、数多くのES(エントリーシート)を読む担当者の目に留まらなくなるおそれがあります。
自分にしか語れない固有名詞、具体的な数字、独自の工夫を積極的に盛り込みましょう。
AIには構成や誤字脱字チェックを任せ、エピソードの核心部分は自分の実体験に基づく具体的なエピソードで肉付けすることが不可欠です。
面接で深掘りされたとき答えにくくなる

AIが整えてくれた言葉をそのまま使うと、面接で「なぜそう思ったの?」と深掘りされた際、自分の感覚と乖離があるために言葉に詰まってしまうことがあります。
これでは、せっかく書類を通っても内定にはつながりません。
AIが作った文章をそのまま提出せず、必ず自分の声に出して一度読み返してみましょう。
自分の語彙にない言葉や違和感のある表現は、あえて「少し不器用な表現」でも自分の言葉に置き換えるのが望ましいです。
自分の声として違和感がないか確認することが、面接対策の第一歩になります。
ガクチカや自己PRにAIを使うとバレる?その理由は?
AIが生成した文章をそのまま提出した場合、採用担当者に「これはAIが書いたな」と見抜かれる可能性は高いと言わざるを得ません。
なぜ、一見完璧に見える文章がAIを使ったとバレてしまうのか、その主な理由は以下の4点です。
他の就活生と類似している
現在、多くの就活生が同じAIツールを利用しています。
似たようなエピソードを元に、似たようなプロンプト(指示文)を入力すれば、出力される文章の構成やリズムも驚くほど似通ってしまいます。
何千、何万というES(エントリーシート)に目を通す採用のプロは、複数の学生から届く「既視感のあるフレーズ」に対し、敏感です。
AI独自の表現や言い回しが含まれている
AIが生成する日本語には、時として特有の癖が現れます。
日常生活ではあまり使われない硬すぎる接続詞や、一見正しいようでどこか血の通っていない過剰に丁寧な表現がその一例です。
「まず第一に」「このように」といった論理構成が機械的に繰り返されると、読み手は違和感を抱き、文章の背後にいるはずの就活生の存在を感じ取れなくなってしまいます。
構成がテンプレ通りである
AIはPREP法(結論・理由・具体例・結論)などのフレームワークを忠実に守ります。
論理的で読みやすい反面、あまりに隙のない構成は、かえって「学生が自分の力だけで書いたにしては整いすぎている」という疑念を招く要因になります。
人間らしい迷いや熱量が削ぎ落とされた完璧すぎる文章は、かえって不自然に映るのです。
AI検出ツールが存在する
技術の進化は、AIを見抜く側にも及んでいます。
近年、提出されたテキストがAIによるものかを高精度で判定するAI検出ツールを導入する企業もあります。
技術的な裏付けを持って判定されてしまうリスクがある以上、安易なコピペは選考において致命的なダメージになりかねません。
ガクチカでAIを使う際の基本ステップ
ここからは、AIを壁打ち相手として正しく使いこなし、あなただけの魅力が伝わる文章を完成させるための5ステップを紹介します。
内容の準備をする(自己分析)
AIを開く前に、まずは自分の記憶を掘り起こす作業が必要です。
どんなに小さな出来事でも、自分の心が動いた瞬間や苦労した経験を紙に書き出してみましょう。
AIはあくまで、あなたの経験を元に壁打ちをしてくれるサポート役に過ぎません。
あなただけの体験が不足したままAIに頼っても、生成されるのは表面的な言葉を並べ替えただけの文章になってしまいます。
事実に基づかない言葉には具体性が欠けるため、読み手の心に響くような説得力は生まれません。
AIに文章案を作ってもらう
整理したエピソードをAIに共有し、文章の骨組みを組んでもらいます。
その際、「400字以内で」「リーダーシップよりも調整力を強調して」「結論から述べて」など、具体的な条件や役割を指定するのがコツです。
条件を絞り込むほど、一般論ではない、あなたに最適化された土台が返ってきやすくなります。
AIの文章を自分で修正する
AIが生成した文章は、あくまで下書きです。
AIが生成した無機質な言葉を、自分の血の通った言葉に置き換えましょう。
当時の高揚感や悔しさといった感情を自分の言葉で付け加えることで、文章に人間味が加わります。
また、AIが事実を誤認して出力することもあるため、内容の正確性を確認するプロセスは必須です。
応募企業ごとにカスタマイズする
万能なESは存在しません。
志望する企業の社風や求める人物像に合わせ、どの強みを前面に出すかを微調整しましょう。
企業の価値観に合わせて伝え方を調整するこの「ひと手間」こそが、AI特有の平坦さを消し、あなた独自の熱意を面接官に届けるきっかけとなります。
添削・仕上げをする
文章が完成したら、最後にAIを面接官に見立てて活用しましょう。
「この内容を読んだとき、面接官ならどんな深掘り質問をしますか?」と問いかけるのです。
予想される質問への対策をこの段階で練っておけば、ESの精度が高まるだけでなく、その後の面接選考まで他の学生と比べて一気にリードできます。
AIはガクチカの添削にも活用できる?
就職活動において、AIはもはや単なる自動生成ツールではありません。
実は、ゼロから文章を書き起こさせるよりも、自分が書いた原案を磨き上げる「添削エディター」として活用する方が、その真価を最大限に引き出すことができます。
自分の体験にAIの客観的な視点を加えることで、より採用担当者の心に響く文章にブラッシュアップできるのです。
話せる話題の整理
自分の強みがたくさんあって、どれをアピールすべきか絞りきれないというのは、多くの就活生が直面する悩みです。
そんな時、AIに自分のエピソードを箇条書きで伝えてみてください。
AIは各エピソードが持つインパクトや、ビジネスシーンでの再現性を客観的に分析してくれます。
自分では「大したことない」と思っていた経験の中に、企業が求める要素を見つけ出し、どの話題が最も自己PRに適しているかを論理的な根拠とともにアドバイスしてくれるはずです。
ガクチカと自己PRの差別化
「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」と「自己PR」は、どちらも自分の魅力を伝えるものですが、役割は微妙に異なります。
同じような内容が重複してしまったり、全体としてのまとまりが欠けてしまったりすることは避けたいものです。
AIを活用すれば、これら二つの項目に一貫した軸を通しながらも、エピソードの切り口を変えて重複を調整することが得意です。
ガクチカではプロセスや行動を、自己PRでは資質や強みを強調するといった絶妙なバランス調整も、AIなら瞬時に提案してくれます。
添削
さらに、こうしたAIの利便性をより身近にしたサービスも普及しています。
例えば、doda新卒エージェントでは、LINEを通じて手軽に利用できる「Aiキャリアサポーター」を提供しています。
就活のプロの視点を取り入れたES添削がLINEチャット上で完結するため、場所や時間を選ばず、移動中や大学の講義の合間といったわずかなスキマ時間でも、効率的にESのブラッシュアップが進められます。
24時間いつでも頼れるパートナーとして、納得のいくまで文章を磨き上げることができるでしょう。
ただし、AIで添削できることには限界があるため、最後はキャリアアドバイザーに添削してもらうことをおすすめします。
doda新卒エージェントでは、無料でキャリアアドバイザーにESを添削してもらえるため、興味がある方は無料カウンセリング予約をしてみてください。
ガクチカでAIを使った際の注意点
AIは強力なツールですが、全知全能ではありません。
AIが出力した回答を正解だと過信せず、最終的には必ず自分自身の目と感性で検証するクリティカル・チェックの姿勢を持つことが、選考突破の鍵となります。
必ずしも正確な情報とは限らない
AIの最大のリスクの一つに、もっともらしい嘘をつくハルシネーションという現象があります。
文章の整合性を合わせようとするあまり、あなたが伝えていないエピソードを勝手に捏造したり、活動時期や具体的な数字、固有名詞などを微妙に書き換えたりすることがあります。
これを見落としたまま提出し、面接で深掘りされた際に答えが詰まってしまえば、信頼は一気に失墜します。
細部のファクトチェック(事実確認)は、作成者の義務として徹底しましょう。
日本語や言い回しがAI独特・不自然な部分がある可能性は高い
AIが生成する文章は、文法的には正しくても、どこか血の通っていない冷たさや、要点をぼかした回りくどさが残りがちです。
特に、感情の機微や当時の切実な状況を伝える場面において、テンプレート的な表現では読み手の心は動きません。
完成した文章は必ず一度声に出して音読してみてください。
もし自分の言葉として違和感を覚えたり、息苦しさを感じたりする箇所があれば、そこが修正すべきポイントです。
また、自分一人で完結させず、友人やキャリアセンターなどの第三者に目を通してもらう機会を増やすことで、より人間味のある説得力を持たせることができます。
まとめ
AIを就活に活用すること自体は、あなたの可能性を広げるポジティブな試みです。
大切なのは、AIにガクチカの作成を丸投げするのではなく、あなたの魅力を最大限に引き出すための優秀なアシスタントとして活用することです。
メリットとデメリットを理解した上で、最終的には自分自身の熱意を込めた言葉で仕上げることを忘れないでください。
しかしながら、一人でAIを使いながら対策を進めていると、「これで本当にバレないだろうか」「自分のよさが消えていないか」と不安になることもあるはずです。
そんな時は、doda新卒エージェントに相談して、就活のプロの視点を取り入れてみてください。
doda新卒エージェントのキャリアアドバイザーは、あなたの内面にある想いを丁寧に汲み取り、AIにはできない心に響く言葉への言語化を手伝ってくれます。
ベネッセグループとパーソルグループの強みを活かし、契約企業7,000社以上(当該サービスにお申し込みいただいた法人の累計(2025年3月時点))の採用傾向を熟知したアドバイスが受けられるので、自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。
まずは無料のキャリアカウンセリングに申し込んで、あなたのガクチカを一緒に磨き上げ、内定への道を確かなものにしていきましょう。












