2.職種(仕事内容)
志望業界と同時に考えたいのは、職種(仕事内容)です。自社の商品やサービスを提案する「営業職」、店頭に訪れるお客様に商品を売る「販売職」、商品を開発する「技術・開発職」、各種インターネットサービスの裏側にある仕組みをつくる「ITエンジニア職」などが、新卒者が採用される代表的な職種です。それ以外にも、人事、総務、経理、法務といった「管理部門系の職種」やその他の専門職種(企画、宣伝、広報、マーケティング等)がありますが、未経験からこれら の専門職を採用している企業は少ないのが実情です。
就業経験のない新卒者を採用する場合、日本の企業の多くは「総合職」として受け入れを行い、入社後数年はお客様と接する仕事(営業職・販売職など)を経験させた上で、本人の希望や適性を踏まえて他の職種に配置転換しています。理系学部出身で専攻を活かして技術系職種に就く場合や、文系であっても何らか専門的な知見・経験・資格を活かして就職される方の場合はこの限りではありませんが、新卒者が専門職種に就くケースは稀だということを記憶に留めておきましょう。
次に、同じ「営業職」であっても業界によって営業する相手は、「法人(BtoB)」なのか、「個人(BtoC)」なのか、既に取引のある「得意先」なのか、「新しい取引先」なのかといった違いがあります。また、扱う商材は「有形」か「無形」か、どのような方に必要とされるものでいくらなのか、商戦期はいつなのか、といった違いもあるでしょう。営業スタイルもそれぞれ異なります。志望企業を見つけたら、具体的な仕事内容やミッションをイメージできるか考えてみましょう。
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